高次脳機能障害の夫と共に
私の夫は、3年前脳出血で倒れ左手左足の麻痺に加え高次脳機能障害になりました。
私たち夫婦は、美容室をしてそれなりに27年頑張ってきてたのに・・
主人が、倒れた事により生活が一変し振り返れば怒涛の3年間でした。
初めに手術をした病院から手術後の経過の説明しかされなかったので
単純に治ると思っておりました。
リハビリのため転移をする事になり、そこで初めて障害の話をされて頭の中が
真っ白になり現実を受け止める事ができず、泣き崩れてしまいソーシャルワーカーの
方が、親身になって寄り添って頂いたお陰で何とか主人と向き合う事ができました。
本当に今でも感謝しております。
左足の麻痺は、リハビリのお陰で装具を付ければ短い距離なら杖を付きながら歩ける
までに回復、左手の麻痺は回復の見込みなし・・
それより高次脳機能障害の説明が、何よりも堪えました。
高次脳機能障害とは
1、記憶障害 2、注意障害 3、遂行機能障害 4、社会的行動障害
見た目は普通と変わらないのでわかりにくいのが大変
集中力がないので何をしても途中で終わり作業が、続けられない
記憶が、ごちゃ混ぜに成り昨日の事も忘れたり、自分でやらなければならない事や
感情のコントロールもうまくできず、何かに依存性がきつくでたりして家族は
振り回される。
正直、医学の進歩とは何がいいのかわからない
本人も家族も不幸なだけ 病院の先生は手術する前にこうなる事は、わかってるいるんだから、それを踏まえての説明をしどうするかを決めさせてほしかった。
倒れる前の主人とは別の人と暮らしているようです。
3年経てば慣れるかと思いきや・・ため息しかでない
娘が、離婚して家の近所に住み毎日孫が来るので気が紛れ正直助かっている
二人きりなら今頃、逃げ出しているかもしれない。
こんな介護で残りの人生終わらせていいのか
色々悩んで、うつになっていたと思う
心の内を友に話すと崩れてしまいそうで・・・
正直に話す事が、できない・・でも誰かに聞いてもらいたい
矛盾している自分がいる・・情けない・・
書きながら泣いている・・疲れているな、少しの事でも泣きそうになる。
日常の事を少しずつ書いていこうと思う